【仕事の金言】インド人とのコミュニケーションで活用するツール

Apr 02, 2025By Raful M
Raful M

みなさん、こんにちは!ラフルです!
今日は、インド人とコミュニケーションを取る際に活用するデジタルコミュニケーションツールをご紹介します。
日本であれば、Lineを使うのようなシーンに合わせたコミュニケーションツールを使いこなすことはインド人との距離を縮めることへつながります。

インドでよく使われるコミュニケーションツールは圧倒的にWhatsApp

インドは世界最大級のスマートフォンユーザー数を誇り、デジタルコミュニケーションが急速に発展している国です。特にビジネスや個人間のやり取りにおいて、さまざまなツールが活用されています。
以下に、インドで広く使われている主要なコミュニケーションツールを紹介します。

1. WhatsApp
WhatsAppはインドで最も人気のあるメッセージングアプリです。約535万人のユーザーがおり、個人利用だけでなくビジネス用途でも広く使われています。特に「WhatsApp Business」は、中小企業が顧客とのコミュニケーションを円滑にするための機能を提供しています。

特徴:
エンドツーエンド暗号化による高いセキュリティ。
マルチメディア共有(写真、動画、音声メッセージなど)。
WhatsApp Paymentsによるショッピング機能。
チャットボットやCRM統合を活用した業務効率化。

2. Telegram
Telegramはプライバシー重視のユーザーや、大規模なグループチャットを必要とする人々に人気があります。特にファイル共有や自動化機能が強力で、ビジネス用途にも適しています。

特徴:
最大200,000人まで参加可能な「スーパーグループ」。
最大2GBまでのファイル共有。
チャットボットによる自動更新やカスタムタスクの実行。

3. Email
インドでは依然としてメールが重要なビジネスコミュニケーションツールです。特にマーケティングキャンペーンや正式な連絡手段として広く利用されています。

特徴:
73%のマーケティング担当者が内部でメールキャンペーンを管理。
大規模な情報共有やフォーマルなコミュニケーションに適している。

4. Bulk SMS
SMSは迅速かつ簡単な方法で情報を伝える手段として人気があります。特に広告や通知配信に効果的です。

特徴:
メッセージ送信後3分以内に90%が開封される高い開封率。
約761万人のスマートフォンユーザーを対象とした広範囲なリーチ。

5. ソーシャルメディア(Instagram, Facebookなど)
Instagram DirectやFacebook Messengerは、ビジネスプロモーションや顧客とのつながりを強化するための重要なプラットフォームです。

特徴:
Instagram Directはビデオや画像共有、広範囲なマーケティング活動に最適。
Facebook Messengerはニュースフィードやライブストリーミング機能を提供し、顧客との双方向コミュニケーションを促進。

WhatsAppを使う際のインド独特のマナー

1. 時間帯に配慮する
インドでは深夜や早朝のメッセージは避けるのが無難です。特にビジネス連絡はインド時間の午前9時~午後6時を目安にしましょう。宗教的な理由で早朝や夜間に返信が遅れることもあります。

2. グループチャットの活用
インド人は大規模なグループチャットを頻繁に作成します。重要な連絡は個人チャットとグループの両方で共有すると確実です。ただし、無関係な話題でグループが埋もれないよう、必要に応じて新規グループを作成する柔軟性も求められます。

3. 「ノープロブレム」の真意
「OK」「No problem」と返信があっても、必ずし了承したとは限りません。具体的な期限や条件を確認するため、フォローアップメッセージを送信しましょう。

4. メディアファイルの送信
音声メッセージ:長文よりも音声メッセージが好まれます。特に地方では文字入力が苦手な人も多いため、重要な内容は音声で補足すると親切です。
動画/画像:インド人は視覚的なコミュニケーションを重視します。商品説明や場所の案内は画像や動画を添付すると伝わりやすくなります。

5. スタンプと絵文字の使い方
🙏(ナマステ):挨拶や感謝の意を示す際に頻繁に使用されます。
😂:インドではユーモアや友好的なニュアンスを強調するため、日本より多用される傾向があります。
宗教的な配慮:牛肉や豚肉に関連するスタンプ、アルコールの画像は控えめに。

また、相手のメッセージへ絵文字を送ることもできます。メッセージを返すまではないが、理解していることを知らせたい場合に活用すると良いでしょう。
インド人でも豆で細やかな人は、メッセージへ反応を必ずします。

6. ビジネスアカウントの利用
公式連絡には「WhatsApp Business」が推奨されます。プロフィールに企業ロゴや営業時間を設定し、自動応答機能で不在時も対応可能です。

7. プライバシーへの配慮
既読通知:既読スルーは失礼と捉えられるため、読んだらできるだけ早く返信を。
ブロック機能:ストーカー被害防止のため、個人番号を安易に公開しないよう注意が必要です。

8. 支払い機能の注意点
WhatsApp Pay(送金サービス)は利用可能ですが、初回取引では別途銀行認証が必要です。高額送金は避け、少額から試しましょう。

ビジネスにおけるコミュニケーションツールの使い分け

ビジネスにおいて、企業対企業のやりとりはやはりメールが盛んに使用されています。しかしながら、電話でのやりとりがよりスピーディーであり早いという習慣(特に上の世代)は未だ色濃く残ります。そのため、担当者同士のやり取りはWhatAppでの電話を用います。

仕事上での資料送付や機密性の高い内容に関しては、メールを活用し、細かな確認事項などはWhatAppの通話やメッセージ機能を活用するなど使い分けをしましょう。

ちなみに、インドの若い世代の方々で特にスタートアップなどで働く企業の場合、Slackなどを使いテキストコミュニケーションへシフトしている方々も増えてきています。

インド人とこれから一緒に仕事を行う方などは、ぜひWhatAppアプリをダウンロードして活用してみてください。

*インド市場へ興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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