【仕事の金言】歴史を知るとインド人のことがもっと分かる

May 08, 2025By Raful M
Raful M

インドとパキスタンの歴史を知ると、インド人のことがもっと分かる!

みなさん、こんにちは!ラフルです!
今日は、インド人とのコミュニケーションで知っておくべき歴史について解説します。「インド人を理解したいなら、インドとパキスタンの歴史を知っておくと役立つよ!」というテーマでお話しします。
インド人の考え方や価値観、コミュニケーションのクセ――その背景には、実は複雑な歴史が大きく影響しているんです。

もともと1つの国だったインドとパキスタン

今でこそ別々の国ですが、インドとパキスタンはもともとイギリスの植民地「インド帝国」の一部でした。イギリス支配下でヒンドゥー教徒とイスラム教徒が混在して暮らしていたものの、宗教対立が根深く、独立を前に「一緒にはやっていけない!」と分離独立が決定。1947年、ヒンドゥー教徒が多い地域がインド、イスラム教徒が多い地域がパキスタンとなり、2つの国が誕生しました。

分離独立がもたらしたもの

この分離独立は、史上最大規模の民族大移動と暴動を引き起こし、1500万人以上が住む場所を失い、100万人以上が命を落としたとも言われています。今でもインドとパキスタンの間には「カシミール問題」など火種が残り、何度も戦争が起きてきました。

なぜこの歴史がインド人理解に役立つのか?

インド人が「多様性」や「調和」を大切にするのは、宗教や言語、価値観が違う人たちと共存してきた歴史があるから。

複雑な歴史を背負っているからこそ、インド人は物事をストレートに言わず、間接的な表現やジェスチャーを多用します(首の横揺れがYESとか!)。

インド人の「柔軟さ」や「交渉上手」も、歴史的な困難を乗り越えてきた経験から生まれたものと言えるかもしれません。

それぞれの視点から見るインド地図は異なる?!

領土問題が存在する国が見る地図は、国ごとの視点が含まれています。視野というより、国の覚悟や意思決定による教育の一部と言えるのかもしれません。

株式会社インド|ラフルの金言
ソース:Adorn Mapperより

中国、インド、パキスタンがそれぞれ示すインド地図を見比べると、国境付近、特に北部の形状が異なっていることがよく分かります。また、国連が使用している地図も、これら3か国のいずれとも異なっている点は非常に興味深いです。

こうした違いは、領土をめぐる対立の影響を反映しており、各国の地政学的立場や主張を理解する手がかりになります。このような背景を知っておくことで、それぞれの国に対する理解をより深めることができるでしょう。

まとめ

インド人と接する時、表面的な違いだけでなく「なぜそうなのか?」を考えてみると、より深い信頼関係が築けます。歴史を知ることで、インド人の行動や言葉の裏にある「想い」や「背景」も見えてくるはずです!

インドの文化やビジネスに興味がある方は、ぜひ歴史にも目を向けてみてくださいね。違いを楽しむ姿勢が、きっとあなたのインド体験を豊かにしてくれます!

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